Window10に標準でOpenSSH

 最近、DellのT100サーバにVirtualBoxって云うソフトをインストールしたんスよね。要はコンピュータの中に仮想のコンピュータを仕立てるソフトなんスよ。
 で、Fedora28って云うLinuxマシンを仮想コンピュータとして起動したのが上の図っすよ。旧態依然としたモノクロのキャラクターベースのログイン画面なんスけど、皆さんが普通にアクセスしてるサイトのウェブサーバも大体こんな感じっスからね。
 で、このサーバにアクセスして操作をするソフトをターミナルソフトって云うんだが、オイラは大体Tera Termと云うのを使ってたんだが、Windows10にも標準でOpenSSHって云うのが付いてくるようになったんで、OpenSSHクライアントソフトを使ってみたんスよ。

 使い方は何のことはない。[スタートメニュー]→[Windows システム ツール]→[コマンドプロンプト]を選択すると上のような画面が出てくる。
 上の図は”C:\Users\user>”ってなってるんだが、PCにログオンしてるユーザー毎に”user”の部分は変わるんで、読み替えてみてね。上の図では何をやってるかと云うと…

  • カレントフォルダ直下に.sshって云うファイルもフォルダがないのを確かめ…
  • sshコマンドで、sunao-laboと云うユーザーでホスト192.168.11.11のPCにログインしようとする
  • 「ホントに接続を続けてもいいの?」って尋ねてくるので”yes”
  • パスワードを入力すると…ログイン出来たっと!
  • exitでログアウトして…
  • カレントフォルダ直下に.sshって云うフォルダが出来て、その中にknown_hostsって云うファイルが出来てた。
  • typeコマンドでknown_hostsの内容を見たらこんな感じだった

って云う感じっすね。

 上の図はsshって云うコマンドだけじゃなく、ssh-keygenって云う公開暗号カギを生成するコマンドも付いてきって云う話ッスね。公開暗号を使ってサーバにログインする方法についてまた今度にしますんで悪しからず。

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Windows Update(1903)でVMware Workstation 12が使えなくなった

 ”VMware Workstation 12 Player” ってぇのはPCの中に仮想のPCが作れるソフトで、仮想環境のサーバを使ってウェブアプリケーションを作るのに便利なんスよ。わざわざハードウェアを用意する必要もないんでコストも掛からないしね。
今ではAWSとかのクラウドで開発することが多いんで、VMwareで開発をお願いされることはなくなったんスけど、個人的な学習と云うか研究と云うのには今でも使ってるんスよ。
ところが最近、Windows 10がアップデートしてバージョンが1903になったんスけど、VMware Workstasion 12 Playerを起動すると下のような警告が出るようになって使えなくなっちゃったんスよ。

 ちなみにこの警告が出るのはDellのPowerEdge T100 と云うサーバマシンで、システムのバージョン情報は以下の通り。


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 一応X3330と云うインテルXeonプロセッサなんスけど、Core2Quadとかのハイパースレッディングがない時代のCPUでして、このCPUに対応してるVMware Workstationのバージョンは12まででして、Win10 Proのバージョン1903で使えるのはVMware Workstationのバージョン14からなんスよね。
ちなみにウチにはEPSONの Endeavor MR3500って云うCore2QuadのQ9400のCPU搭載のPCもあるんスけど、システムのバージョン情報は以下の通り。


※クリックして拡大

 こちらはWin10 Pro のバージョンが1809でして、こっちのPCではVMware Workstation 12 Playerが使えるんスよ。
結論として、Core2Quad時代のCPUを使ってるPCは、VMwareのバージョンは12までで、Win10のバージョンを1809までしか上げられないと云う事っすかねぇ。でなければCore iシリーズのCPU搭載のPCに買い替えてVMwareのバージョンを14以上にするしかないッスね。

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